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KOIBUMI
第26章 悪徳事務所の悪事



達也said


ヤバい・・・。


直ぐに・・・その部屋にはあと二人男が入ってきた・・。



「おいっ・・・健一何してるっ!!!!」


60代の男・・・。


多分・・・桜坂の父親・・・。


俺がビックリしたのは・・・


車いすに座ってる桜坂が・・・淳さんに、お前か・・・。


と言われて・・


振り返った時の衝撃。


桜坂は・・・昔の面影は全くなく・・・


多分体重は100キロ級・・・。


眼鏡をかけ・・キモイ顔で・・・笑った。


「お前かとは・・・無礼な男だな(笑)こっちのセリフだぞ・・・」


・・・・・。


淳さん・・・・不味い・・・


ギュッと握ってる拳・・・・・


「・・・・てめぇ・・・・」


ヤバッ!!!!!!


「淳さんッ!!!!」


俺は淳さんを抑えた・・・・


「離せ・・・・・」


・・・・・っ?!


「ダメっすよッッ!!!!!マジでっ・・・・・・」



ギュッと唇を噛み・・・・・歯を食いしばってるのが分かった。


「・・・・何もしねーよ・・・・・離せ・・・・」



・・・・・・・。



淳さんは俺の手を振り払い・・・・・



桜坂の方にゆっくり歩いて行った。



・・・・・・。



すると・・・・・・



勢いよく桜坂の胸ぐらを掴み・・・


100キロ級の男を・・・片手で・・・・


「淳さんッ!!!!!!!!!」




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