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KOIBUMI
第26章 悪徳事務所の悪事
「・・・・そんなに重症なのか?お前の病気は~・・・・・・」
そう言うと・・・
桜坂が・・・
「もう仕事にも復帰できない・・・。普通の精神状態ではいられないんだッ!!!考えすぎると頭が痛くて割れそうになる・・・死にそうなくらい頭が痛くなるんだ・・・・」
よくもそんなペラペラペラペラ・・・・。
俺はスーツの内ポケットから一枚の紙を取り出した。
・・・・・・。
「・・・・ただの・・・・肩凝り頭痛なのに??・・・・(笑)」
そう言うと・・・
桜坂は俺の顔を見た。
「肩凝りっ?!」
そう言ったのは俺らの後ろに居た・・・糸井・・・。
「皆騙されたな~・・お前が行った病院・・見てもらった医者・・・直ぐにゲロッタぜ?・・・お前に頼まれて書いたが・・・実はただの運動不足からくる肩凝り・・・その後病院内の整体を勧められたそうじゃねーか(笑)」
・・・・・・・。
「お前はただ単に大勢の報道の前で凛に自分との関係を完全否定されたあげく報道の記者たちの噂じゃお前が執行に凛に付きまとい嫌がられていた・・・それがバレそうになり表舞台に出たくなくなった・・・・そのまま業界に居づらくなった・・・ってだけだろ?」
桜坂は俺をじっと見つめ・・・・
笑った・・・。