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KOIBUMI
第26章 悪徳事務所の悪事
達也は直ぐに戻ってきて・・・
部屋のテーブルに・・・
持ってきたアタッシュケースを置いた。
・・・・・・。
「予想より安かった・・・・(笑)・・・3億入ってる・・・」
糸井は俺の顔を見た・・。
「ッッッ?!」
「俺数えるの苦手だからー・・・あんたら数えて持ってけよ・・・」
・・・・・・・・。
「2億5千・・・・・」
糸井と桜坂の親父は勢いよくそのアタッシュケースを開け・・
その中にはビッシリ綺麗に揃った札束。
「・・・・・・っ?!・・・お前・・・・一体・・・・」
糸井は俺の顔を見て言った。
「・・・いいか?・・・・その金やるから、直ぐに凛の今まで稼いだ金振り込め・・・・」
・・・・・・。
「むしろマイナスか??(笑)」
・・・・・・。
車いすの下に転がった桜坂はゆっくり立ち上がって・・・
アタッシュケースをじっと見つめた。
「お前に・・・凛の医療費請求してやろうか?」
俺がそう言うと・・・
俺の顔をじっと見つめ一歩・・・下がった。
「・・・お前ら・・・今後凛とはもう関わるな・・・今後は飯田社長の方で面倒見てもらう・・・」
・・・・・・・・。
「もし・・・一度でも連絡してみろ・・・」
・・・・・・・・。
「警察に突き出してやるから・・・・・・」