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KOIBUMI
第27章 顔



「お前さ・・・・。」


布団の向こう側で淳が話し出した。


「俺と居たら・・・スッゲー苦労するかもよ??」


え・・・・。


思わず布団を捲って顔を出した。


すると淳は笑って・・・。


私の手を離し私の顔を触った・・・。



「(笑)・・・可愛い顔・・・・・」


・・・・・・////////


「お前が何も言えないことをいいことに・・・言うけど・・・。」


なに???・・・・。


「俺と居たら・・・マジで苦労させると思う・・・。」


どういう事???


「それでもいいって・・思ったら・・・・言って?(笑)」


え・・・????


私が首をかしげると・・・。


淳は笑った。


「俺はお前と居たい・・・でも、お前を振り回す権利はない・・・。って~・・声出ねーのに何も言えねーっって感じなのになッ(笑)」


どういう意味???


淳はそこまで話すと


私の頭をクシャッと撫でて・・・・。


部屋を出て行った・・・。





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