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KOIBUMI
第1章 女神様の力
目が・・・・。
なんか・・・眩しい。
目をまた閉じて・・・呼吸をする感覚を感じた。
俺・・・。
死んで・・・ない。
また目を開けると・・・。
その視界には、達也と半次・・そして一樹・・・琢磨大和・・・ハルさん・・・。
剛・・晃・・・
「淳ッ!!!淳~ッ・・・・」
すぐ横に居た半次は俺の腕を掴んで泣きながらしゃがみ込んだ。
「淳さんッ・・・分かりますッ?」
「淳ッ!・・・お前・・・」
・・・・・・・。
凛・・・・。
アイツが俺の意識を・・・。
呼び覚ましたのか。
右手をゆっくり上げ・・・自分の掌を眺めた。
ピクッと動く指。
俺・・・。
生きてる・・・・。