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KOIBUMI
第5章 噂
淳said
夕飯には少し早い為・・・。
那覇の海沿いの公園に行った・・・。
蓮見と今日も夕日を眺めて座る。
綺麗な髪がたまに俺の顔に当たった・・・。
蓮見はその髪を抑えながら海を眺めた。
俺は気づかれないようにそんな蓮見を見ていた・・・。
「お前さー・・・・、告られたりしねーの?」
ちょっと・・・ってか・・・。
相当気になってた。
蓮見は笑って・・・。
「なんで??(笑)」
なんで・・・っ?!
・・・・・・。
「べ・・別に・・・聞いただけだしッ!!!」
・・・・・・。
「何回か・・・言われたよ??(笑)」
えっ・・・・。
ちょっと焦った・・・。
俺が顔を上げて蓮見を見ると・・・・。
「でも断ってる(笑)」
・・・・・・。
「そっ・・・そっか!!!へぇー・・・。」
ビビった・・・。
「上原君は???告白されるでしょ?」
・・・・・・。
「俺はー・・・そういうの・・・。興味ねーし・・・。」
「・・・・そう・・なんだ・・・・(笑)」