この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI
第6章 大嫌いと公開処刑(笑)
「ちょっ・・・なぁ!!これどうしたら・・・」
上地君は私を追いかけながらそう言って来るッ!
「うるさい!!責任もって食べなさいよ!!」
上地君は一瞬立ち止まったがまた追いかけてきて・・・
「ぁあー・・・っ・・蓮見!!待てって・・・・ちょっ・・・!!!!」
両手にお弁当箱と雑誌を持ってまた私を追いかけてくる・・。
私が向かったのは・・・
問題児が集まるF組・・・。
「ぁあああーーーっ!!蓮見そこはまずいって!!!!」
勢いよくF組のドアを開けると・・・・
ギャーギャー騒いでたF組の男たちは一瞬にして黙ってこっちを見た。
奥の一番後ろに・・・上原君・・・。
何も気にしない素振りで雑誌を見ていた。
「蓮見っ!!・・・マジ謝るから・・・行こうぜっ???」
上地君は私の手を掴んだ。
「離してっ・・・・バカ!!!」
私は皆が見てくる中教室を入って・・・・・
上原君の前まで行った。
やっとこっちを見たと思ったら・・・・
真顔で・・・・
また下を見て雑誌を捲った・・・・
私の中で何かが切れた・・・・。