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KOIBUMI
第6章 大嫌いと公開処刑(笑)
涼said
あーーーあ・・・失敗した。
ゴミ箱を眺め・・・・そう思った。
「アイツー・・・首絞めやがった・・・」
むせりながら俺の方に来た琢磨・・。
「(笑)・・・作戦失敗だったなー・・・淳・・・アイツ相当バカだぞ??」
「マジ切れてたな・・・(笑)」
大和が言った。
・・・はぁー・・・・。
こういうときも冷静なのは・・・半次(笑)
「お前ら首突っ込み過ぎだろ??・・・淳があの女を好きなのはもうわかってんだから放っとけよ・・・」
・・・・・まぁー・・・そうなんだけどさ・・・。
「でも大っ嫌いって・・・・(笑)・・・結構突き刺さるなー・・」
琢磨が言う。
・・・・・。
「はぁー・・・淳帰ったかな・・・」
俺もそのまま教室を出て・・・帰りにC組を見たけど・・・
蓮見は居なかった。
アイツも帰ったか・・・。
下駄箱で靴を取り出すと・・・
「涼ー・・・・・」
後ろから聞こえたその声は・・・
「ハルさん・・・・」
1学年上のハルさん。
「なんか2年で騒ぎあった??」
・・・・・。
「淳・・・切れちゃって・・・・」
ハルさんは笑って・・・
「蓮見か???(笑)」
・・・・・。
「まぁ・・・そうっすね・・・(笑)」
「(笑)・・・アイツー・・・大分人間らしくなったな・・・」
・・・・人間らしく???・・・・
「この前さ、理科室で蓮見と一緒に居る姿見かけたんだ・・・優しい顔して蓮見と話してる姿見たらさー・・・アイツ変わったなって思ったよ(笑)」
・・・・・。
「(笑)・・・そうっすね・・・」
「校内・・・皆噂してるぞ??(笑)・・・昌也に気を付けろ?・・・蓮見から目離すな?・・・」
・・・・・・。
「・・・はい・・・・」