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Tweedia~~信じあう愛
第14章 突然の出会いと2人の過去
湊said
俺はコイツと別れてから・・・・。
プライベートで誰ともしてないし・・・・。
デートなんてのもしてないし・・・。
俺は座席に座って寝転がった俺を上からじっと見つめる瑠衣の手首を掴んだ。
「俺お前以外心奪われてない・・・・」
瑠衣は少し顔を赤くして困った様な顔をして俺を見た。
俺はお前にしか・・・心を奪われてない。
誰にも・・・ドキドキしたり・・・あの時感じた気持ちを超える事は無かった。
手首をグイッと引くと瑠衣は少し体が前に倒れて俺の顔に近づいた・・・。
お前が俺の前に現れて・・・昔の事を思い出すと・・・。
あの時何も出来なかった自分が・・・嫌で・・・。
でもあの時の事を話すのも・・・嫌で・・・。
「瑠衣・・・??」
瑠衣は目を泳がせながら俺を見たり外を見たり・・・・。
でも・・・仁が瑠衣を好きになったとそう言った時・・・・。
俺以外の奴に触れられるのはもう嫌だって・・・・ただ単純にそう思う。
こうだから好き・・とか・・・。
こう思うから好きとか・・・・そんなんじゃない。
瑠衣が・・・。
好き・・・。