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第20章 消えた女

仁said





デリバリーヘルス女って呼んでやろうか？？？？





俺がコーヒーを入れてる姿を最初立ってた場所と同じ場所で固まって見てる女。





チラッと見ると・・・ビクッとしながらバックを胸の前で持って～・・・・。






ボトッ・・・。






携帯落とすって言うね・・・(笑)






「あっ・・・わ・・・・あの・・・・」






モタ子。






何がミウだよ。






コーヒーを入れ・・・。





「あっち座れよ・・・・」






二つのカップを持ってリビングのソファーを顎で誘導。







モタモタ女は携帯を拾ってバックを抱え・・・俺の顔色を窺ってリビングへ・・・。






そう・・・。






高級デリヘルのサイトに一番人気と紹介されていたのは・・・・。






如月幸、・・・・通称・・・・。






モタ子。







モタ子はソファーの前に立ち・・・・部屋をぐるっと見渡し・・・・。






「あの・・・・」






ここに来て、あの・・・しか言わねーのか？？？？







「座れって～・・・」






俺が言うとモタ子はまた俺の顔を見て・・・・ソファーに座った。