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Tweedia~~信じあう愛
第27章 凌辱
優里said
今日は・・・・。
私の門出の日。
あの悪の巣・・・武蔵小杉のアパートを出て・・・・職場にはいかなかった。
夕方17時45分・・・・。
私は約束の場所で・・・・ある人を待っていたの。
18時まで・・・・幸を待つと言ったけど・・・・。
昨日幸は・・・あの金持ちのお客さんに明日の夕方まで一緒に居ることに・・・・。
「ねぇ・・優里~・・・。本当に幸を置いて行くの???」
私と一緒に居るのは・・・同じデリヘルで働く楓・・・・。
楓ももう逃げたいと言って・・・・今日私が知り合ったあの人と一緒に逃げることに。
「一応幸にも声はかけたし・・・・でも連絡もないし・・・うん・・・仕方ないよ・・・・。また気が変わったら連絡が来るかもしれないし・・・・。」
今日はもう・・・諦めるしかないかもな。
私も幸は・・・連れて行きたかった。
でも・・・仕方ない。
私達が携帯を握りしめ横浜の駅から離れた場所で待っていると・・・・。
「優里ちゃんッ(笑)(笑)」
あ・・・・。
顔を上げてその声の方を見ると・・・・。
「古賀さんッ・・・・(笑)」
私達を逃がしてくれると言った・・・古賀さんが車を止めて手を振っていた・・・。