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Tweedia~~信じあう愛
第28章 真の王子様
車を降り目の前に建つ・・・ふっるーーーーい・・・・アパート。
祖母は・・・まだここに住んでいたのか・・・。
一階の一番端の部屋の前に立ち・・・インターホンも無い為・・・ドアをノック・・・。
コンコンコン・・・・。
すると、中から・・・。
ガチャガチャっと音がして・・・・。
ゆっくりドアが開く・・・(笑)
「祐司ーー・・・遅いじゃないか~・・・・さぁさぁ入って!!!」
(笑)(笑)
御年・・・88になる・・・・私の祖母・・・。
「お婆様・・・あまり時間がありません・・・手短に願いします・・・・(笑)」
靴を脱ごうとすると・・・玄関には若い女性用の靴が二つ・・・。
ん???
顔を上げると・・・。
祖母はニカッと笑い・・・。
「お前の得意技はー・・・人助けだったね???(笑)」
・・・・・。
はぁぁ・・・。
「お婆様・・・私は今忙しくて・・・・」
靴を脱ぎ中に入ると・・・。
・・・・・・・。
部屋の奥に・・・。
頬を真っ赤に腫らし・・・バンドエイドを貼って・・・。
怯えた顔をした・・・女性が二人・・・。
「この子達を逃がしてやりな???お婆様の命令だよ・・・・(笑)」
・・・・・・・。