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Tweedia~~信じあう愛
第28章 真の王子様
お婆様が見送る中俺は2人を車の後部席に乗せ・・・。
「お婆様・・・たまには松濤の実家にも・・・・。」
俺が言うとお婆様は歯を見せて笑いながら俺にミカンを二つ渡してきた。
?????
「あの子達に(笑)・・・アンタの親父に言っときな・・・・」
え?
「あんまり贅沢してると・・・痛風になるぞと(笑)」
・・・・・ッ(笑)(笑)
「また伺います・・・体にだけは気を付けて・・・・(笑)」
俺がそう言うとお婆様は俺を運転席に押し込み・・・。
「早く行きな!!ちゃんと世話してやるんだよッ!!!(笑)」
はいはい・・・(笑)
俺は取りあえず一回車を出す・・・。
チラッとミラーせ後ろを見て・・・・みかんを後ろの二人に渡す・・・。
「お婆様からです(笑)・・・・君等はご実家は何処ですか???」
俺が聞くと・・・。
少し金髪の綺麗目な子が口を開き・・・。
「あの・・・私は・・・福島です・・・。この子は青森で・・・・。」
遠いな~・・・。
「そうですか・・・では送るのは厳しい(笑)・・・その男達には実家は知られていますか?」
すると、2人は顔を見合わせ・・・。
「はい・・・最初に実家等の情報を書かされました・・・・。」
そうか・・・。
じゃー・・・あそこしかないか。
でもなぁ・・・今あそこはちょっとなぁ・・・。