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第29章 ちょっと兄貴との絡み

俺と湊は一緒にマンションを出て・・・。





もう既に幸の迎えで待っていたワンボックスカーが見えると・・・・。




「あれあれ・・・(笑)あの人は悪い人じゃなさそうだったぜ？？？」





湊が指をさして言った。






あれか～・・・。





でも店側も幸と～・・その優里と楓ッていう女の子一気に失ってキツかもな～・・・。





俺は金が入った封筒をポケットから出し・・・車の方に歩き出した・・・・。






「なぁ～・・・もし解決したら幸ちゃんと付き合うのーーー？？？(笑)」





湊はニヤッと笑って言ってくる(笑)





お前だって年明け会社に申請出すんだろッ？？？？






申請出せばこっちのマンションに出入り可能だし？？？






いい加減おまま事みたいに一緒に居るのも我慢の限界・・・・(笑)







「うるせーな・・・お前こそさっさと申請出せ！！！」






そう言ってワンボックスカーの運転席脇に立つと・・・運転席の男はタバコを吸いながらこっちを見て窓を開けてきた・・・。






「車邪魔ですかね？？？・・・・(笑)すいません・・・直ぐに・・・・」





・・・・・・。