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第30章 真也を知る人物

幸said




玄関から見えた・・・・。




あの顔ッ・・・。




脚が竦んだ。





慌ててキッチンに置いてあった携帯を手に取り仁君に電話・・・・。






早く出てッ・・・・








するとスッゴイドカドカ足音が聞こえ・・・・。







「おいおいおい～・・・(笑)なんだ？仁に電話かよ・・・・お前等もう付き合ってんの？」






・・・・・・ッ






真也さんッ・・・・。






その後から・・・直樹君が入って来て・・・・最後に・・・・体が大きな・・・直樹君に似た感じの男の人が瑠衣さんを羽交い絞めにしてリビングまで連れてきた・・・。







「もう・・・やめてください・・・・」






声が震えた・・・。






真也さんはニヤッと笑って・・・・。







「ここ～・・・寝室二つあんだろ？・・・・(笑)・・・丁度いい・・・直樹・・・こっち来い！」







私の髪を掴み・・・・リビングを挟み左側の夏希さんが使っている寝室に私を連れて行ったッ・・・・。







「止めてッ・・・もう止めてくださいッ・・・・・」








振り返ると・・・瑠衣さんは・・・・顔面蒼白・・・・。







大きな体の男に・・・引きずられて・・・もう一つの寝室へッ・・・・