パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第31章 悪役の過去

夏希said




昔を思い出すと・・・少し胸が痛くなる。




でもその時私は・・・・





その人に泣きつく事も出来なかった。






あぁ・・・こんなものかって・・・・そう思ったの・・・。






「子供を降ろして・・・・家に帰った時・・・真也が慌てて私の部屋に乗り込んできて・・・・・。」







「・・・俺が面倒見るから産めって・・・・(笑)・・・そう言ったのよ・・・・。」






何言ってんの？？？





コイツ何言ってんの？





って思った・・・。






「真也が？」






「うん・・・(笑)・・・でもさ、もう手術も終わって・・・子供なんていないのにコイツ何言ってんのよッて・・・(笑)・・・・笑ったわ・・・・。」







笑うしかなかったの。






高2のガキが何言ってんの？？？って・・・。







でも・・・。






嬉しかった・・・・。







「夏希さん・・・本当は嬉しかったんじゃないの？？？(笑)」






・・・・・ッ？？？/////////






和也君のそんな言葉に思わず顔を上げて・・・和也君の顔を見た・・・・。







和也君は笑って・・・・。






「強気な子って・・・(笑)強く見せてるだけで本当は一番・・・弱いんだよね？？」






・・・・・//////////