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第33章 結びを約束する2人と別れを選ぶ2人

若林がお茶を入れ・・・。



俺と仁は副社長室のソファーで向き合って腰掛けた。



「彼女はどうだ？？少し・・・落ち着いたか？」



俺が言うと・・仁は少し顔を渋らせ・・・。




「飯は食う様になりましたが・・・・(笑)・・・まだ外には出れないようで・・・。」




そうか・・・。




可哀想に・・・。




「一応お前には報告をしておこうと思ってな・・・(笑)・・・真也たちの事・・・。」




真也たちは・・・今・・・。




ＯＨＯＢが管理する北海道の富良野の牧場で・・・毎日乳を搾ってる。





少し空気の良い場所で反省して過ごしてほしい。





仁は顔を上げ・・・。





「そうですか・・。分かりました・・・・。」





・・・・・。




「後、・・・湊に話すつもりだったんだが・・・瑠衣様の動画の件・・・お前聞いてるよな？？」





確か・・・。




仁にも話したと・・・湊に聞いた・・・。





仁は顔を上げて・・・。




「はい、・・・解決しましたか？」





(笑)





「直樹の兄貴の携帯を調べ上げ売った分はすべて回収済みだ・・・。まぁ、見られてしまったのはあるが・・・モノは全て回収済みだ・・・。湊に逢うようだったらそう伝えてくれ・・・・。」