この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Tweedia~~信じあう愛
第33章 結びを約束する2人と別れを選ぶ2人
マンションの駐車場に車を止め・・・。
助手席に置いてあったプリンと・・・。
ブルースターだけの花束。
・・・・・・・。
花束なんて昔母の日にお袋に買った以来かも。
車を降りプリンとケーキを持ってエレベーターに乗り込んだ。
こんなの買ったのを湊に見られませんように。
まぁ・・・こっちのマンションだし・・・・誰にも会わないか・・・(笑)
でもこういう時に限ってアイツ等幸に逢いに来てたりして。
俺はそんな・・・。
そんな呑気な事を考えエレベーターを降り・・・。
幸がいる階のフロアーを歩く・・・。
部屋の前に立って鍵をポケットから出し・・・。
部屋の扉を開けた。
今日・・・。
ちゃんと気持ちを伝えよう。
俺の気持ちを・・・。
ガチャッ・・・。
中に入って靴を脱いだ。
相変わらず家の中は静か。
「幸ー・・・ただいま~・・・・。」
廊下を歩いて深呼吸。
リビングを開けると・・・。
きっとソファーに座っているか・・・。
キッチンに居るか・・・。
寝てるか???(笑)
ガチャッ・・・・。
・・・・・・・。