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第33章 結びを約束する2人と別れを選ぶ2人

北海道　　富良野





「さーーーーーっぶ！！！！！」




俺と直樹と直之は・・・。



今、北海道の富良野って場所で・・・・。



「うわっ！！！！」




？？？？？？



顔を上げると・・・。




牛のふんの掃除をしていた直樹がコケ・・・。




うんこまみれ・・・(笑)




モォォォ～ッ・・・・・・。




「はぁぁ～！！！なんで俺までッ！！！俺ＯＨと関係ないっすよねッ？？？」




直之が下に座り込んで煙草を咥えた。




俺は直之の前まで行き・・・。




奴が咥えた煙草をパッと取り・・・。





「牛さんに叱られるぞ？？？吸うなら外行け(笑)」





俺が言うと直之は、はぁぁーーーー・・・・。




っとため息・・・。





「なんか～・・・・俺等って一体何なんっすかね～・・・・。」





何なんっすかね・・・か・・・。




俺も直之の横に座り込み・・・。




雪が降り積もる景色を眺めた。





「まぁ・・・生きてるから良いんじゃん？？？」





俺は・・・最近そう思う・・・。





直樹がうんこまみれのまま俺の横に腰掛け・・・。





「俺ー・・。仁さんと湊さんに・・・殺されるかもって思いましたもん・・・。」





そう言って俺ら3人は深々と降る雪を眺める。