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第5章 クラブ1日目

瑠衣said


はぁー・・・。


なんか湊に避けられた感じがする。


絡みはないとはいえ・・・・ちょっと気が引けるな。


私はソファーに腰掛け色々考えていた。


やっぱ・・・。


嫌われているのかな。


そんな事を想うと・・・・胸が痛い。


ギュッと服の上から胸を抑えて前屈みになっていると・・・。

ガチャッ・・・と、受付の奥の扉が開き・・・・そこから黒髪を後ろで一本で縛った・・・・・・。



なっ・・・。


なんか・・・


モデルさんッ？？？？？


思わず頂いていたお茶のカップを・・・。


ガチャッ！！！！！


「わっ・・・・」


紅茶が揺れて膝にかかったッ・・・・・・


すると・・仁さんは直ぐにハンカチを出して私の前にしゃがみ・・・・。


「ビックリさせて悪い・・・火傷してない？」


・・・・・・・。


そう言って私の膝を拭いてくれた。