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ほのぼのした時間を
第9章 酔うと可愛い!?
事後処理を終えて、ベッドにバスタオルを敷くと、春人のキス攻撃が始まった。
「んー、茜さん好きー」
「んん、分かってるよ」
唇から鼻、額と顔中にキスを降らせ、身体を密着させてくる。
キスも良いけど、甘い余韻は身体をくっ付けるぐらいで良いのに…
一通りキスをし終えたのか、春人が髪の毛を撫でながら、ジッと私を見てきた。
酔っているからか、エッチの後だからか、目がトロンとしていて可愛い。
「なに?」
「いや、何となく茜さんのこと見てたいなって」
私を見据えながらも、指先は髪の毛をクルクル触っていた。
「髪の毛サラサラでずっと触ってたい」
「そう?春人の髪もフワフワだから、触ってたいな」
「ええ匂いもするし…ホンマ茜さんは俺の好み過ぎるわ…」
えー、何その可愛い台詞…
頰を染めながら言われると恥ずかしいんですが…
「仕事してる時のキリッとした顔も、俺に甘えてる時の顔も、エッチしてる時の蕩けた顔も全部好き」
「え、どうしたの急に…」
「んー、言いたくなったから言っただけ」