この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第8章 夏フェス
「「あっつー…」」
朝からギラギラ照りつける太陽のもと、車の外にでっかい湖が見えてきた。
本日山中湖近くで行われる大型野外フェスに、Blue Eyes来ております。
しかも…
ついに、メインステージでライブやらせてもらいます!
インディーズの頃から、色んなフェス出させてもらって、場数をこなしてきたけど…
今日ようやく憧れのこのフェスで、メインに立たせてもらえるのはホンマ感無量やで…
「Blue Eyesは12時に開始するから、1時間前には戻って着替えとけよ」
「「へーいす」」
初のメインやのに、オープニングアクトじゃなくて中盤でライブをさせてもらえるとは…
俺らの前には先輩方がライブしはるけど、イキってるって思われへんかな…?
いや、ビビってたらアカン…
今日はカッコいいとこ茜さんに見せやな…
『今度山中湖でフェスあるでしょ?私チケット当たったんだ。春人達が出る日のやつ』
「ホンマに!?』
『うん。観に行くからカッコいいライブしてね』
『当たり前やん!』