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KOIBUMI 2
第6章 クリスマス
淳said
凜と一緒に車に乗って凛が言っていたカフェに向かった。
年末だって言うのに結構観光客は・・・居る(笑)
「意外と皆ここで年末年始過ごすんだな~・・・・(笑)」
俺がそう言うと凛は周りを見て・・・・。
『クリスマスなのに暖かいからクリスマスっぽくないね』
確かに(笑)
「でも沖縄でも似たようなもんだったろ???(笑)」
そうだ・・・。
俺等が付き合いだしたのも・・・高2のクリスマスだった。
何度も一緒に過ごしたクリスマス・・・。
でも、昨年・・・一昨年は一緒には過ごせなかった。
「お前何か欲しいものある?」
俺が言うと・・・凛は少し考え・・・。
『わからない』
そう言って笑った。
まぁ・・・コイツは昔から何が欲しいとか言わねーし・・・。
でも俺だって・・・色々考えてるんだ。
こうやってコイツが小笠原まで来てくれた。
それは・・・。
俺だって・・・。
いくら俺だって!!!(笑)
ちゃんとしねーとなって・・・・。
そりゃ思うわッ!!!!(笑)