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KOIBUMI 2
第1章 好きな人の行方





宏太のアパートは2階建ての少し新しめなアパートだった。



「部屋2つあるからお前こっち使っていいよ??客用にしてあるからさ・・・。」



リビングを挟んで奥の部屋に案内され・・・・。


その部屋は8畳くらいで窓からは海が見えた。


「マンションとかないからさ・・・もし探すなら俺知り合いの不動産屋紹介するぜ???」


あー・・・。


「そうだな・・・(笑)新しくなくてもいいよ・・ある程度なら・・・。」



宏太は笑って・・・。


「お前沖縄でも良い生活してたんだろ???(笑)こっちじゃなかなか難しいぜ??」



「(笑)・・・石垣と似たようなもんだ・・・・」


まだ荷物が全くない俺・・・。


俺のスーツケースは湊に託してある・・・。


直ぐに湊に連絡をし・・・・ここに送ってもらうよう手配をした・・・。


「お前さーー・・・・」


宏太はコーヒーを入れ俺に渡してきた・・・。



「んーーー???」


コーヒーを啜って煙草を吸った。


「女いなかったの???」


・・・・・・・。



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