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KOIBUMI 2
第9章 不安な気持ち
やーーーーーーーっべぇぇ~ッ!!!!!
携帯を見ると何度も来ていた凛からのライン。
『淳何処に行ったの?』
『淳何処?』
あ~ッ!!!!!!!!
全然気付かなかった~ッ!!!!!
電話を掛けるが・・・。
プルルルルッ!!!
はっ?!
アイツの携帯は・・・。
部屋の中で鳴る・・・。
アイツなんで携帯持って行かねぇんだよ~ッ!!!!!!
ヤバいヤバいヤバい!!!
急いで部屋を出てエレベーターに乗り込んだ。
凛・・・何処行った?!
あーーーーっ・・・・マジヤバい・・・。
エレベーターを降りホテルのフロントへ向かった。
「すいません、・・・金髪の女の子出て行きましたッ?!」
俺が勢いよく聞くと・・・ホテルのスタッフは二人で顔を見合わせ・・・。
「えっと・・・上原様ですよね・・・(笑)10分くらい前に筆談で上原様を見なかったかとお連れ様に聞かれて・・・。」
えっ・・・・。
「出掛けられたと言いましたらそのままホテルを出て行かれました・・・。」
はっ・・・・・????
マジかよッ!!!!!
あ~ッ・・・・。
マジで俺の失態・・・。
慌ててホテルを出て駐車場へ・・・。