この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。
淳said
涼と俺の足元で転がってる男は地面を張って俺のことを睨んできた。
・・・・・。
直ぐに男の胸ぐらを掴み膝立ちさせると・・・。
「あのさー・・・・・・・・。」
・・・・・・。
コイツ・・・・どこかで見た顔・・・・。
誰だっけ・・・。
「誰だか知んねーけど・・・俺を捕まえたら金貰えるとか・・・(笑)別にそれは構わねーけどさ・・・・。」
「アイツにー・・・触らないでくれる?」
グッと力を込めた。
男は俺の顔を見て気味悪い位ニヤッと笑い・・・。
「上原淳はー・・蓮見を幸せにしたいなら・・・一緒に居ない方が良いぜ?」
・・・・・。
「お前には関係ない・・・。あいつにハーブ嗅がせたろ?」
「少しね(笑)・・・お前だってやってんだろ?」
はぁ・・・。
マジで殴りたい・・・。
でも・・・。
直ぐそこに凛がいる・・・。
俺は男を引きずって地面に伏せさせ上から首を掴んだ・・・。