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KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。




「いいか?・・・・お前が誰か知らねーけど・・・。俺にするのは構わない・・・・でもアイツにもう近づくんじゃねー・・・。」



男の腕を後ろで組ませ顔を地面に付けさせ・・俺は耳元でそう言った・・・。


このままボコボコしてやりたいけど・・・。


なんせ、殴るとまた振られるかもしれないんで・・・・。


(笑)

後ろから男の腕をグッと引っ張ると・・・。



「うぁあっ!!!!離せッ・・!!!!折れるーーーっ!!」


「おいこら、・・・放してほしかったら約束しろよ・・・。お前も・・・他の奴も・・・俺に用があるなら俺に来い、凛に地近づくんじゃねー・・・。」


ググっとさらに力を籠めると・・・・。


「ぁああーーーっ!!!わかった!!わかったわかったからぁーーーーー!!!」



・・・・・・・。


男の腕を離し振り返ると・・・涼が笑った・・・。


「どうする?こいつ等~ッ(笑)」


・・・・あ~ッ・・・・・。




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