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KOIBUMI 2
第10章 好きなんです・・・。
淳said
もう時間は深夜0時を回っていた。
凛を車に乗せホテルに戻った・・・・。
「シャワー浴び直す?」
部屋に戻りそう言うと凛はもう口が利けるはずなのに・・・(笑)
ウンウンと頷いてシャワールームに逃げるようにして入って行った。
もうこんな時間かーー・・。
俺は部屋のテレビ台にもなっている棚の前に行き一番下の引き出しを開けた。
そこにはこの前沖縄に来る前に東京で買ったものが入っていた。
はぁ・・・。
って!!何ため息ついてんだよッ・・・。
また引き出しを閉め・・・・。
冷蔵庫から水を取り出しテラスに出た。
沖縄の海は穏やか・・・。
静かな波の音が聞こえて心地いい・・・。