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KOIBUMI 2
第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原



「あっっらーーーーーー、随分可愛い子だね(笑)観光ッ???」


・・・・・・。


オバサンは笑って私の顔を覗き込み言った。


私はボードを持って・・・。


『今声が出ないのでこれで失礼します』


そう書くとおばさんは不思議そうに私を見て頷いた(笑)


『人探しでこの島に来ました』


私がそう言うとおばさんは笑って・・・・。


「そうなの???(笑)ご飯食べた??寄って良く??知ってる人なら探してあげるよ???」


あー・・・。


寄りたいけど・・・。


『実は船内でバックごと盗まれてしまって』


『今お金も携帯も無いんです』


『だからお話だけでもいいですか?』


「ぇえっ?!バック盗られちゃったのッ???そりゃ大変だ!!中入りな!!」



オバサンは私の手を引き店内に入れてくれた・・・。



『でも私お金が無くて』


オバサンは一番端の席に私を座らせ・・・・。


「いいいい!!困ってるときはお互い様ね(笑)お腹空いてるでしょッ?????なんでも食べれる???」


・・・・・・・。



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