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KOIBUMI 2
第14章 新しい年の色んな人の挨拶



新田雄太


28歳。


この報道芸能部に来てもう5年・・・。


特派の倉田はもう何年も前から蓮見凛を追って・・・


いつか、尻尾を掴んでやると言っていたが・・・。


尻尾なんてあるのか?


あの国民的アイドルに・・・・。


俺は直ぐにPCを持ってバックに入れデスクを片し・・・。



「直ぐ連絡します・・・」


そう言ってオフィスを出た。


オフィスを出て電話片手に・・・・倉田に電話。


『あ~・・・もしもし~????(笑)』


・・・・・・。


「今から行くよ、石垣で良いか?」


『あぁ、2人は明日から石垣だ。先に行って待ち受けようぜ?』


コイツどこからどこまで付いて回ってるんだ???(笑)


「お前犯罪まがいな事してないだろうな?訴えられたら全てパーだぞ??」


そう言って会社前に居たタクシーに乗り込むと・・・・。


「羽田まで!!!」


タクシーは動き出す。


『大丈夫(笑)盗聴とかはしてないです!!でも~蓮見凛が貰った指輪は多分ヴァンクリーフの4.500万はする指輪っすよ??上原ってどんだけ金持ってるんっすかね???』


4.500万・・・・?????


俺とそんな年も変わらない奴が・・・・。


実家だって普通の家庭。


OHが全ての金の出所????


「まぁいい!取りあえず石垣の実家近くのホテル押さえといて???」



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