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KOIBUMI 2
第15章 母の思い
淳said
・・・・・・。
パパラッチ???
俺はハンドルに手をかけ窓を開けた。
すると、凛側の窓が開き・・・。
外に居た男二人はカメラを向けまたパシャパシャパシャッ・・・・。
はぁ・・・。
先に何か言えって・・・・。
「あのぉ~・・・・黙っていきなり撮らないで貰っていいっすか?」
俺が言うとカメラを向けた男は一回撮るのをやめ・・・・。
「申し遅れました(笑)・・・・私こういうものです・・・・。」
30代の男が差し出してきた名刺には・・・フリージャーナリスト倉田保と書かれていた。
フリーね~ッ・・・。
凛は俺の方を見て一瞬うろたえた・・・。
・・・・(笑)
「別に撮ってもらって構いませんよ?もう会見しますから・・・・日程も連絡が行くと思います・・・・。でも~・・・これから俺の実家に行って感動のご挨拶が待ってるんでそれは邪魔しないで貰ってもいいっすか?」
俺が言うと・・・・。
「もうご婚約はされてるんですか???今どちらにお住い何ですか??一緒にお住いなんですか?」
ですかですかじゃねぇよ(笑)
一々答えてたらマジ時間が無くなる~ッ
俺のイチャイチャタイムが~ッ!!!!!!
「おい、・・・これを答えたらもう一旦俺等を自由にしてくれ!!(笑)婚約はもう済んでる。今何処に住んでる?そんなの言えるか!一緒に暮らしてるに決まってんだろ???じゃーーな!!」
そう言うと二人は、・・・えっ???って顔をした・・・・。
「悪いけどマジで~・・・・これ以上今日は付きまとわないでくれ~ッ(笑)来たら警察呼ぶからな???」
そう言って窓を閉め・・・車を出した。