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KOIBUMI 2
第15章 母の思い




結果片づけをしたりして実家を出たのは20時近く・・・・。


「半次たちは先に飯食いに行ってるって~!!!お前腹減った???」


俺が言うと・・凛はお腹を触って・・・・。


「なんかさっきも摘まんだりしてて~・・・(笑)あまり空いてないかも・・・・」


(笑)(笑)


「俺もッ!!!(笑)んじゃ今夜はいっかッ・・・・」


なんか今日は・・・・。


久々に・・・お袋の・・・・。


マジな言葉が聞けた気がした。


普段はあんなこと言わねーのに・・・・。


「お母さん・・・きっとパパが亡くなってから・・・・たまに寂しかったんだね(笑)」


凛が言った・・・。


「たまに???」


俺が凛の顔を見ると・・・凛は笑って・・・・。


「だって、・・・淳と湊君育ててたらさ~・・・普段はそんなこと思う暇もなかったんじゃない????(笑)」


・・・・・・(笑)


「だからさ、・・・ふと感じる時・・・あ~・・・寂しいな~って・・・淳とかが修学旅行行ったりとかした時???とか???(笑)・・・パパが居たらな~・・とか・・・思ったりしたんじゃない???」


親父が居たら・・・か・・・・。


お袋のあんな顔は初めて見た・・・・。


きっとお袋は~・・・・。


自分が感じた寂しさを・・・凛にはさせるなよと・・・・。


そう言いたかったのか???


・・・・・・・。




お袋・・・・。


あり・・・


あ~・・・・(笑)


ありがとうございまーーーす!!!!(笑)



かなり、感謝してますッ!!!!


いやマジで(笑)



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