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KOIBUMI 2
第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原
男の子と私は一斉に入り口の方を見た・・・・。
「・・・・・ッ?!」
男の子の手が離れた瞬間私は慌ててソファーから降り・・・・
すると・・
入り口の方から・・・。
「哲夫・・・アンタ何してんのよッ!!!」
・・・・・・・。
またその声の主を見ると・・・・。
この人って・・・・。
マツコ・デラックスじゃ・・・ない・・・よねっ?!
大きな体の・・・・女の人???
真黒なドレスを着て髪を上で纏めてる・・・。
その人は冷めた目で私を見て・・・また男の子を睨んだ。
「何してんの?・・・・宏太さんに言うわよ?」
・・・・・・・。
「・・・宏太さんが・・・お前が相手してろって・・!!」
男の子がそう言うと・・・。
「バカじゃないの?何の相手よッ!!・・・・アンタもノコノコこんなとこ付いてきてんじゃないわよ!」
ひぃっ・・・
私は慌てて荷物を持って・・・。
逃げた・・・。