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KOIBUMI 2
第2章 貴方の傍に行きますIN小笠原




淳said


19時過ぎ。


宏太はやっと家を出て行き俺も少したってから部屋を出た。


歩いて沢ちゃんの店へ・・・。


あの最初の日に行って以来行ってない沢ちゃんの店。


夜になると昼間とは違う雰囲気で商店はまた賑やかだった。


沢ちゃんの店を開けると・・・。


「あーーーら!!(笑)いらっしゃーい(笑)」

夜も元気な沢ちゃんが手を振って奥の席を案内してくれた。


「あの日以来ね(笑)何食べる?」


沢ちゃんはおしぼりを俺に渡し言った。


俺はメニューを見て・・・・。


「あーー・・・んじゃ、焼酎と・・・モツ煮(笑)」


「(笑)あ・・・、そうだ!!そういや昼間金髪のかーーーわいい女の子が来てね(笑)」



?????


金髪って~・・・。


さっき電話で言ってた女か。


「あ、・・・もしかして宏太の知り合いじゃないっすか?」


俺が言うと沢ちゃんは・・・。



首を傾げ・・・・。


「なんかアンタの写真持ってたよ??口がきけなくって・・なんか不便そうだったね(笑)」


・・・・・・。


俺の写真・・・??


「口・・・きけない?」


俺が言うと・・・



「そうそう(笑)首からボードぶら下げて・・・ねぇ??アンタ!!」


沢ちゃんは厨房の方の親父さんに言った・・・。


ねじり鉢巻きの親父さんは笑って・・・。


「そうそう(笑)金もないって言ってたから島寿司ご馳走したんだ(笑)」


ッッ??????


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