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KOIBUMI 2
第23章 あの男
凛と一緒にその部屋を出たのは21時半近く・・・・。
部屋に形跡を残さない様に(笑)
綺麗に片して手を繋いで部屋を出た。
廊下の窓から外を見ると・・・・・。
「酷いね・・・・本当に島の嵐って凄いんだ・・・・・」
凛は窓から外を眺めて言った。
外の木はすっごい揺れて・・・色んなものが風に飛ばされてもはやよく見えない・・・・(笑)
「久米島の時も酷かったもんな~・・・・でもこんな時期に嵐なんてな~・・・・。」
そう言いながら階段を下りた・・・・。
でも台風の時期になったらマジで凄い事になるし~・・・
また避難とか・・・何度か経験するんだろうな(笑)
1階に着き一緒に大広間に行くと・・・・。
俺等は奥のゴン爺を見て・・・笑った・・・・。
確かにもう21時半過ぎ・・・・(笑)
ゴン爺と奥さんは仲良さそうに二人で添い寝・・・・。
「大丈夫そうだね(笑)」
凛は笑ってそう言った・・・・。
大広間に居た子供たちも毛布にくるまって横になっている・・・・。
「じゃ、戻るか・・・・(笑)」
「うん・・・(笑)」