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KOIBUMI 2
第24章 信じられる者
大悟は
仲間内に裏切者がいる。
そう言った。
それは誰かは分からない。
でも絶対・・・。
昌也に情報を流している誰かがいると・・・そう言った。
コイツを信じていいのか?
大悟は俺に・・・。
働いている民宿の名を言い、結城の件は本当に申し訳なかったと頭を下げて・・・・・・。
俺の前から立ち去った。
なんなんだよ。
仲間内って・・・・。
でも、今ここに俺がいると・・・昌也に流れていない・・・。
沖縄に帰った時も昌也は東京に居た・・・。
って事は・・・。
この情報を知らない仲間???って事か???
その場で暫く考えていると・・・・。
「・・・・あっちゃんっ???・・・お前大丈夫かッ???さっきの・・・食い逃げとかか???」
隣の主人が俺の肩を叩いて言った・・・・。
あっ!!!
気付いたら俺の周りには何人かの人だかりッ!!!
あっ、やべぇっ!!!
さっき俺ッ・・・・
「凛ちゃんしょんぼりして戻って行ったけど・・・・???喧嘩???」
カフェのオバちゃんが言ってきたッ!!!
イヤイヤイヤ!!!
「あっ!!違うんっすよ(笑)お騒がせしてすいませんッ!!!!」
皆に頭を下げて慌てて店に戻った・・・・。