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KOIBUMI 2
第25章 仲間の来島と久々の喧嘩♡
淳said
大悟が凛に何かを言いに来た。
きっとそうだ。
ここ最近見かけてなかったのに今日に限って来た。
俺がいないことを分かっていてなのか???
灰をポンポンッと落とすと・・・凛は何も返事をせず下を向いてしまった。
凛に・・・結城みたいな思いはさせたくない。
だからと言ってそれを言う気もない。
分かってほしい。
「凛・・・・、他に何も話してない?」
膝の上にある凛の手を握って言うと・・・・。
凛はやっと顔を上げてくれた。
「・・・・何があったの??・・・・結城ちゃん・・・何かされたの?・・・」
・・・・・・。
俺は凛の手を離して・・・・。
「お前は知らなくていい・・・・アイツと関わらなきゃいいだけだ!!」
聞かないでくれ。
あまり言いたくない。
「淳・・・・、あの人は危険な人なの???」
今度は凛が俺の手を握って言ってきた。
「危険だから言ってんだろ??何もなきゃこんなこと言う訳ねぇだろッ???」
・・・・・・・。