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KOIBUMI 2
第26章 裏切者の切なる思い
ハルsaid
俺は東京に来ていた・・・・。
何故?
・・・・・・。
用があったから・・・・。
携帯を手に取り・・・ある人物に電話をして出ない為切った後・・・。
「はぁ・・・。」
ため息をついてホテルに戻った。
まさかこんなことになるなんて・・・・。
思わなかった。
取ったホテルは渋谷。
以前自分が修行で働いていた店があった街だ・・・・。
渋谷はいつ来ても人が多い・・・・。
沖縄に慣れてしまった今は・・・・その人の多さが息苦しく感じる。
ホテルに向かう途中・・・・。
俺の携帯に電話が鳴る。
あ・・・・。
「もしもし?」
『あ、もしもし???(笑)ハルさん、お久しぶりです・・・・』
淳だった・・・・。
「あ~・・・この前何度も電話しちゃって悪いな・・・・(笑)元気か?」
『はい・・・(笑)ハルさんは?』
・・・・・・。
淳・・・・。
「あぁ、・・・元気だよ(笑)蓮見にもよろしく伝えてくれよ・・・・今度来る時は俺にも言ってくれよな???」
『はい・・・(笑)・・・・何か話があったんじゃ・・・・???』
・・・・・・。
「いや、(笑)大丈夫・・・・ごめんな、わざわざ電話くれたのに・・・・・。」
『いえ、じゃぁまた(笑)』