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KOIBUMI 2
第26章 裏切者の切なる思い
由美said
明の声がしない。
もしかしたらあの子は逃げれたかもしれない・・・・。
だとしたら・・・。
私はベット脇にあった電話を投げつけ・・・・。
「近づかないでッ!!!!殴るわよッ!!!」
・・・・・・。
その時・・・・。
バンッ・・・と寝室のドアが開いた・・・。
・・・・・・ッ????
昌也は舌打ちをして振り返る。
すると・・・・。
そこに入ってきたのは・・・。
さっき運転席に居た男・・・・。
仲間が来た・・・・。
「昌也、・・・・上原の弟がこの部屋に向かってる・・・・部屋を出ろ・・・・」
・・・・・ッ???
「んだよっ!!アイツらマジうぜぇッ!!!」
昌也は直ぐにベットから降り私を睨んだ。
「この女連れて来て、男はもう要らない!・・・場所を変えて実況中継・・・・」
・・・・・・ッ?!
後から来た男は私を掴み・・・・。
「騒いだらそこに転がってる男ぶっ殺すからな?」
・・・・・・。
「子供も見つけ出して・・・殺してやる(笑)・・・嫌だったら騒ぐな・・・・」