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KOIBUMI 2
第27章 屈辱
ハルさんが寝室に入って行くと・・・直ぐに・・・・。
「翔太さんッ?!」
・・・・・・。
パパって・・・・。
翔太さん・・・か・・・。
俺は女の子を置いて奥の寝室へ・・・・。
・・・・・。
翔太さんは顔は殴り倒されたのか・・・倍くらい腫れてて・・・
目がかすかに開く位。
涎を垂らして俺を見た。
「湊・・・・ごめん・・・・。」
・・・・・・ッ
直ぐに祐司さんにお願いしてOHの救急を呼んだ。
「由美さんは?」
俺が言うと翔太さんは涙を流しながら・・・・。
「・・・お前等が来たと嗅ぎ付けて・・・・5分くらい前に逃げて行った・・・・・由美を連れて・・・・・。」
・・・・・・。
「ハルさん・・・もう直ぐここに堂本と言う俺の会社の上司と会社の救急が来ますので後頼んでもいいですか?」
ハルさんは翔太さんの手の拘束を解き・・・・。
「わかった・・・・お前は?」
・・・・・・。
「あのチビぶっ殺す・・・・・。」
ここまでアイツがする理由が全くわからない。
あのチビ・・・・。
狂ってる。
狂ってる奴に正当な制裁なんて何の意味もない。
俺はそう思う・・・・。