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KOIBUMI 2
第30章 あの人の正体
湊said
パーンと音がした瞬間・・・・もう終わったかと思ったが・・・・。
なんかその音変じゃねッ????
そう思った・・・・。
すると・・・黒いジャージを着た巨体の女はゆっくり転がった昌也の前にしゃがみ込み・・・・・。
落ちた拳銃を拾い・・・・。
「あっ・・・・・」
俺も思わず声が出た・・・・。
拳銃の先から・・・
子供だましの様な・・・。
万国旗が・・・・。
(笑)
笑っちゃいけねぇが・・・・。
ちょっと口を抑えて笑った。
大きな女はそれを片手で持ち・・・・国旗を眺める。
国旗の最後には・・・・。
『ばーーーーか』
・・・・・ッ?!(笑)
手書きで書かれた・・・・そんなメッセージが最後には出てくる始末。
それを地面に転がってる昌也はジッと見つめ・・・・。
この事態を飲み込めない様子。