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KOIBUMI 2
第30章 あの人の正体




淳said



パ―――ン!!!!


と・・・・何かが弾くような音・・・・。


目を瞑って凛を力強く抱きしめた・・・・。


・・・・・・。


ん????





・・・・・。





あれ????





思わず抱きしめる手を凛の背中を摩って動かしてみる。


あれ???


顔を上げて凛の顔を見ると・・・・。


凛もゆっくり顔を上げて・・・・。


目をパチパチさせた。







え???



一緒に何度か瞬きをして見つめ合い・・・・。


ゆっくり振り返ると・・・・・。


昌也は腰を抜かし地面に寝転がって・・・・。



あ・・・・ッ?!



地面に転がったその拳銃の先から・・・・・。


・・・・・・・。


「アンタ・・・・本物の拳銃は素人が片手で持てるようなものじゃないわよ・・・・。」


まち子がゆっくり俺等の後ろから歩いて出て来てそう言った。


・・・・・・・えッ?????




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