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KOIBUMI 2
第31章 もう忘れたい






「もうっ・・・逢いたくないのッ/////////」


そう言うしかない・・・そう思った・・・。


達也君の手を払って・・・そう言ったの・・・。


逢うと・・・貴方の顔を見ると・・・・。



思い出すのよ・・・。


ギュッと自分の両手を胸の前で握り合わせて言うと・・・・・・


「・・・・俺に逢うと・・・・由美さんが辛い?・・・・」


達也君は少し屈んで私の顔を覗き込み言う・・・・。


私は目をそらして・・・・。



「おっ・・・お願い・・・もう私に・・・構わないで・・・・」


ビクン・・・ビクンと・・・凄い心臓が鳴った・・・・。



「由美さん・・・力になれない?・・・俺・・・・・」


・・・・・・。


綺麗な・・・長い指・・・。


私の頬を・・・撫でるの・・・・。


前はそんな風に触られるの・・・・。


好きだった・・・・。




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