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KOIBUMI 2
第3章 追いかけ女
まち子さんのアパートはフェリー乗り場の直ぐ近く。
スーツケースをゴロゴロ引き・・・
港までの道を歩く。
「アンタ仕事するの?」
・・・・・・。
私が首を傾げ少し考えると・・・・。
まち子さんは笑って・・・・。
「まぁ、喋れないんじゃ働けないか(笑)男に養ってもらいなさいよ(笑)」
まち子さんの声は大きい(笑)
2人でそんな風にしながら歩いた・・・・。
フェリー乗り場の脇の道を歩いてると・・・。
「男は車???」
??????
首をかしげるとまち子さんは脚を止め指をさした。
・・・・・・。
そう・・・。
港の方に向けて・・・。
私はゴクっと唾を飲んだ。
淳・・・・。
淳の大きな車・・・・。
その横で車に寄りかかって煙草を吸う姿・・・。
久々じゃないのに・・・・・。
凄い胸が鳴る////////