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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第6章 君に熱視線゚〜甘熟編〜
真新しいバスルームに綺麗な照明が浮かび、たっぷりと注がれたお湯が七色に揺らめく。
そして晴樹は寝室に苗を迎えにいった──
「苗……おいで」
寝室のベッドにうつ向きじっと座っていた苗は晴樹に呼ばれおそるおそる顔を上げた。
ふっくらとした白い頬が少し赤い。最後の覚悟を決めたのか、苗は晴樹呼ばれるままゆっくりと歩み寄った。
晴樹は苗の腰に手を回しバスルームへと優しく誘導する。
大人しくなった苗は少しおしとやかにも見える…
俯いたまま苗は晴樹にエスコートされバスルームに着いた途端、晴樹は苗の腰に両腕を回した。
ふいに引き寄せられた苗の腰が浮き、晴樹の唇が苗に深く重なる。
たっぷりの熱を含んだキスをゆっくりと交わしながら晴樹は苗の衣服を一枚ずつ床に落としていた。
「苗……好きだ…」
「ん…」
「愛してる…」
「……っ…」
躊躇いを一切含まぬ晴樹の想いが熱い吐息と一緒に苗に注がれる。
全てを脱ぎ去った苗の白い肌がオレンジ色の薄い照明の中に柔らかく浮かぶ。晴樹はそれに苦し気に目を細めた。
なにもかもが熱くて震える。
晴樹は我慢できずに苗の身体を強く抱き締めていた。