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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第6章 君に熱視線゚〜甘熟編〜


声を堪え、目尻に滲む苗の涙を晴樹は唇で掬う。

白い躰に自分の肌を重ねると、晴樹は口元を押さえていた苗の手を絡め取り深く深く繋がった。

晴樹は一つになれた想いを息を乱しながら惜し気もなく苗に囁く…


「なえ…すきだっ…ずっと一緒にいような…」


艶やかな黒い髪を優しく撫でる。
ぐずったように泣く苗がとても可愛い…

鼻を赤くしてすすりながら晴樹が囁く言葉に頷き返し、時おり痛みに眉をしかめる。

涙目で声を凝らし、顔を揺らすと汗ばんだ額に黒い髪が一房…横真一文字に貼り付いていた。

「ふっ……」

やばいっ…気が抜けるっ


続く律動に込み上げてくる快楽。
笑えるその姿さえ、今や晴樹の萌えポイントだ。

晴樹は油断した拍子に責めてきた快楽の波に息を詰めて堪えた。

「はあっ…やばい…もうイクっ…っ…//」

耐えきれない疼きは甘く甘く晴樹の身も心も優しく蝕んでいく──。

やわやわと包み込む刺激。

摩擦を繰り返す度に拐われそうになる…

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