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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第8章 聖なる夜に悦なる慈悲を
「あっ…」
熱い呼吸。肩で息を吐きながら、突然止まった指先にうっ血した肉芽が痛いくらいに脈を打っていた。
「あ…っ…や、だ……っ」
限界にまで昂まっていた肉芽がビクンと強く弾けるように脈を返し、ルナの膝が浮く──
「ルナ……」
「……っ…」
「この俺が神をそう悦ばせてばかりいる筈がないのは承知の上だろう…」
「……んんっ…」
ルナの頬を挟み後ろに向けて、グレイは覗き込むと悪戯で魅惑的な笑みを口端に浮かべた。
グレイは止めた指先をまた揺すぶり始める。
「あああっ…だめっ…イッ…」
ぶるりと肌がざわつき甘い快感が押し寄せる。
いきそうっ
もうだめ──
子宮の奥深く。すぐそこまで果ての込み上げがきている。
ルナの背筋がしなやかな弓を描き爪先が少しずつ突っ張り始めると、グレイはルナのその姿にゴクリと喉を鳴らし艶やかな笑みを浮かべた。
どこぞの魔女等よりもルナが一番この身を翻弄させる──
羽交い締められながらも言葉とは裏腹に快楽を貪ろうとするルナの肢体は艶(なまめ)かしい動きでグレイを虜にしていった。
いつしか長い指先の律動に合わせてルナの腰がいやらしく練る。
悦の導きでクレバスに秘められていた花は、腫れて充血した肉の花びらを覗かせて鮮やかに咲き誇っていた。
膣内は熟した肉圧でかなりキツくなっている。