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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第9章 君熱 俺様王子失脚編


尽くしても気づいて貰えず愛を囁いても伝わらず……



切なる日々を堪えて手に入れた苗に晴樹は一生懸命愛撫を施していた──


「あぅっ…兄さんっ…なんでソコばっかり触るのさっ…//」

「お前に感じて欲しいからだろっ!?…//」


晴樹は苗の濡れる温かな部分が愛しくて愛しくて堪らない。

熱すぎる呼吸は苗を好きだという証拠。息を上げながら晴樹は抵抗する苗の下半身に潜り込み蜜を啜る。

撫でる舌は苗の小さな粒を捕え硬く尖るほど晴樹の胸を疼かせる。

濡れた音を鳴らし苗の秘部に貪るように晴樹は美形な顔を擦りつけた。

「はあ…なえ──…っ…」

自分しか知らない苗の味──


他の奴なんかに犯されたら絶対トチ狂う

「なえ…//…」

晴樹は苗の柔らかい肌を撫でるとうっとりと苗を見つめた。

「お前の腹……ムーミンみたいだな…//」


「──……!っ…//」


どんな姿でも愛しいと言いたかったのだろうか?

晴樹はこうやってたまーに自ら墓穴を掘る。

俺様で通してきた晴樹は人を立てることが中々デキナイ。

そんな晴樹はこの日から二ヶ月の禁欲生活を送る羽目になった──






晴樹の過去〜完

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