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第9章 君熱 俺様王子失脚編

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聡美は体を放すと言われる前に晴樹のモノを口にくわえ、キレイにした。


晴樹はそんな聡美の頭を撫でる──

ヤれて気が利くなら側に置いて不便はない。

晴樹は自分の股間を貪る聡美を見下ろし色っぽく舌舐めずりをする。

「聡美、お前明日も来いよ」

「──…っ…」

晴樹は足元にいた聡美を抱き上げると妖しい笑みで誘いを掛ける──

喰うか喰われるか

それが男と女の勝負どころ


ただ…

“手に入れたい──”


そう思わされた時点で敗けは確定。


だから晴樹は苗に負けた──



逢いたい

キスしたい

手に入れたい──



そう想わされた時点で相手にのめり込んでる心に翻弄される。


晴樹はツレナイ苗を前に今日も奔走する。