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もしもシリーズ〜自作品のキャラ達のラブシーン満載。
第1章 淫令…自慰の快楽(天地シリーズ)
視界が冴え渡る
満月の夜──
また‥
少女は変態長の毒牙の餌食となった…
―カチャ!
「隊長さん、お呼びですか?──…て、あれ? いない…」
―キィッ‥バタン!
「──!?ッ‥」
真っ暗な部屋に入った途端、扉がひとりでに閉まった。
‥な、なに!?
異様な雰囲気を感じ、アルは怯えていた。
暗闇の奥からコツコツと人の歩き回る足音が響く。
そして時折、パシッ‥と何かを打ち鳴らす音が聞こえていた…。
アルは生唾を飲みながらその音に耳を澄ませた。
音のする方に目を凝らしているとランプの明かりがぼんやり灯る。
そして、明かりの側で不敵な笑みを浮かべた隊長を見つけた。
「…っ…なんだ、いるなら返事してよ。人を呼び出しといて何して──…んの!?」
愚痴を言うアルの手を掴むと隊長はその手首に拘束具を付けていた。
そう、アルはここがどんな部屋か知らずに呼び出されていたのだ──